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富山戦、大観衆の前で勝てず

J2第21節、ロアッソ熊本はホームKKWINGカターレ富山と対戦、1−1の引き分けでした。大動員で観客数2万5千の新記録を達成しましたが、勝ちきることはできませんでした。

熊本県民サンクスマッチということで、招待券が多かったこの試合。出足は過去の1万5千のときよりはまだ少ないかなという感じがしましたが、やはり暑さが出足を遅らせたようで、徐々に増えていきました。ホーム側B席が日陰のところからまず埋まっていき、次第にA席も上の方が埋まっていきます。その後はアウェイ側のB席も見たことがない埋まり方で富山サポーターとの緩衝帯以外はほとんど埋まる感じでした。

売店の方もすごい混雑で、外のスタジアムグルメ広場はどの店も長蛇の列という状況でした。最終的には25,005人の新記録を達成です。

そして試合ですが、熊本のスタメンは出場停止の片山に代わり大迫が先発。サブには宇留野、斉藤などFWが並び、勝ちきろうという意志が感じられました。

前半、熊本は大観衆を前にしてか何か堅い感じ。ボールは支配していましたが、チャンスは作れずカウンタで危ない場面が続き、結局前半22分にFKからカウンターを受け苔口に抜け出されあっさりと失点します。前半はチャンスは数少なくそのまま終了。

後半、7分に大迫に代え仲間を投入。攻めますが崩しきる場面は少なく、結局このまま敗戦かと思った29分、ようやく作った決定機を逃したかに見えた場面で根占が決めます。これには2万5千のスタジアムも大きくわきました。

その後も攻め続け、ソンジンを前に入れてパワープレイ気味に攻めますが、やはりチャンスを作る数は少なく、結局そのまま1−1の引き分けに終わりました。

せっかくの大観衆、勝ちたい試合でしたが、残念でした。よかったのは、2万5千という観客数をそれほど臨時駐車場を増やさず達成できたところ。ただ、売店での長蛇の列など運営面での問題も多くでたように感じました。これについては後でまたまとめたいと思います。