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ジェフ戦は1−1のドロー


J2第13節、ロアッソ熊本ジェフユナイテッド千葉とホーム・水前寺競技場で対戦、1−1で引き分けました。最低限の結果は残しましたが、押していただけに勝ちを逃した試合とも言えます。

今日の熊本は蒸し暑くなり、気温は30度を超える中での試合となりました。土曜昼の試合ということもあり、観客の出足は遅かったですが、次第に増えてA席ホーム側やS席の屋根の下はいっぱいの状況。結局観客数は4349人。水前寺としては入った方です。

今日の先発はチョソンジンがサブに回り、原田拓が左サイドバックに。武富がサブになり片山が復帰、ファビオもトップ下に復帰しました。

なんといっても204cmオーロイの対策がポイントだったわけですが、試合開始後すぐ、ミリガンのロングスローを浴びる場面に。オーロイにはチーム最長身・長沢がついていましたが、結局その後ろにいた竹内に決められ失点。やはりロングスローは脅威でした。

しかし、失点後は熊本がペースを握ります。ジェフはボールを最終ラインで回してロングボールを入れるだけの単調な攻撃に。熊本も攻めながらも得点機をなかなか作れなかったのですが、前半24分、市村のクロスを相手DFが処理ミスし、長沢の前に転がったところを素早くシュート。これで同点に追いつきました。水前寺は凄い盛り上がりでした。

後半になるとジェフも形を作れるようになり、互角の展開に。熊本もカウンターからチャンスを作りますが、暑さで消耗し、お互い決定的チャンスは少ないまま。途中出場した大迫の惜しいミドルもありましたが、結局そのまま終了でした。

首位・ジェフ相手に全体的にはペースを握って試合をできたというのはチームの成長を感じました。確かに昇格争いをするチームができていると思います。しかし、昇格を目指すには上位には勝っていかないと差が縮まりません。最低限である引き分けという結果は出しましたが、これを生かすには次の試合以降で勝ちを続けていかないといけないでしょう。

次の試合はアウェイ・横浜FC戦、5月28日 16時キックオフです。その次もアウェイ富山戦となり、次のホームは6月12日(日)のFC東京戦(19時、KKWING)。これも大一番になりそうです。