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大分への追加融資、見合わせに

http://www.sanspo.com/soccer/news/091215/sca0912150509003-n1.htm
http://sports.nikkei.co.jp/index.aspx?n=AS1H14023%2014122009
http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2009/12/15/01.html
Jリーグからの公式戦安定開催基金、計6億円の融資を受けることになっている大分ですが、残り2.5億分が保留になったとのこと。社長が未定であることやスリム化が計れていないことなどが原因です。再建計画もJ2に落ちたにも関わらずシーチケの売り上げやスポンサーが増える見込みでの計画。かなり苦しいものです。

現状の再建計画でも1年でのJ復帰は事実上断念し、3,4年かける計画ですが、それでも相当甘めの見通しであり、現実に債務超過を解消するには厳しい状況。新聞記事では「倒産危機」「消滅も」といった見出しが出ていますが、12月24日に2億円の支払いがあるそうで、これに融資が間に合わなければそれも現実味が出てきます。

大分の計画では11億、スリム化しても予算9億。これは熊本の6億よりも多い数字であり、Jから6億の融資を受けたクラブとしては多すぎる気がします。現状11億の予算にJ側が難色を示すのは無理もありません。どこまで自分たちでコストを削れるかが存続の鍵になりそうです。計画を再提出して、再度Jの審査を仰ぐことになります。

なお、スポニチの記事ではもし大分が倒産・退会した場合、18チームの2回戦制になるとあります。果たして来年KKWINGに大分サポーターが大挙して押し寄せる姿が見られるのか。予断を許しません。