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今季の観客動員を振り返る

ロアッソ熊本、今季の観客動員は平均6907人、昨年の6006人より906人アップでした。目標の7000人にはわずかに届かないものの、KKWING改修で水前寺開催が多くなった年としてはよく入ったと思います。

ちなみにJ2は降格組とスタジアム改修中の岐阜、それと栃木を除けば全て観客数がアップしました。これは試合数が減り、平日開催が無くなったことが大きく影響していると思います。

J2全体では熊本の平均動員数は8位。1位は甲府で12,406人。平均1万人越えを達成したのは、甲府、千葉、札幌、大分の4チーム。福岡と柏が8千人台。岡山が7千人台で、次が熊本になります。

熊本は今季、18試合中7試合が水前寺競技場での試合となり、今季の平均は減るのではないかと思っていました。しかし、この水前寺開催が予想以上に入りました。柏戦では水前寺のロアッソ熊本の試合で初の5千人越えを記録。以降、札幌、大分、鳥栖戦と計4試合で5千人越え。昨年まで4千人台すら2試合しかなかったのですから、水前寺で入るようになったというのは大きいと思います。

ただ、KKWINGの改修が終わった来季はほぼ全てKKWING開催となり、水前寺は1、2試合と予想されます(ちなみに2008年は2試合のみでした)。そのKKWINGでの平均は8336人。この数字は柏も抜いてJ2で6位になる数字です。ですから、来年は平均8千人は当然として9千を目指さなくてはならないでしょう。

ここまで来ると平均1万が見えてきます。これが実現すればJ2でもトップクラスの動員となって、J1も近いものになっていくのではないでしょうか。ただ、そのためには動員数だけではなく、その質、つまり有料観客数を増やさなくてはならないでしょう。昨年、熊本の1人あたり入場料は実質最下位。つまり、招待券の影響が非常に大きいクラブとなってしまいました。この部分の改善をそろそろ行っていかなければなりません。