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札幌戦、10人になって奇跡の勝利!

J2 第27節、ロアッソ熊本はアウェイ・厚別でコンサドーレ札幌と対戦、前半から10人となる苦しい展開の中、吉井のゴールで貴重な1点をあげ、そのまま逃げ切り奇跡の勝利です!

今日の熊本はCBが矢野に代わり河端が入り、また中山と木島が先発。中盤は吉井と山本の先発で、西、山内、宇留野はサブにまわりました。

前半から札幌ペース。これだけ一方的な展開はいままであっただろうかというぐらい自陣での試合が続きます。失点は時間の問題と思われましたがさらに前半39分には原田拓が2枚目のイエローで退場。1枚目はスローインから遅延行為を取られてのイエローだっただけに釈然としない退場となりました。

ただ、熊本はこれでやることははっきりしました。今まで以上に守備を固めるようになり、耐える展開が続きます。前半は耐えて0−0のまま終了。シュートは何と0本でした。

後半は翔平に代えて西を投入。相変わらずの自陣でのプレイが続きます。しかし、札幌の攻撃はやや迫力を欠いたように思えました。後半21分には藤田に代えて宇留野を投入。一方的に攻められながらも前線には木島が残りカウンターを伺いますがチャンスらしいチャンスは作れません。

しかし、後半25分。カウンターから市村が右サイドでクロスを上げ、これを吉井が中央で受けそのままシュート! これが見事に決まり熊本がまさかの先制点をあげます。

その後も同様の一方的展開で攻められますがよく耐えました。後半33分には吉井に代えてチョソンジンを投入。危ない場面もありましたが木下、そして福王、河端のCBを中心によく守りました。そしてタイムアップ! シュートは結局わずか2本での勝利。相手はシュート23本。これで勝利とはまさに奇跡といってよいでしょう。

原田が退場する前からも内容は良くなかった今日のロアッソ熊本。しかし、守備面では集中できていましたし、得点を上げた吉井の攻守にわたる完全復活も大きいです。なにより勝ち点3という結果を残し、次節のホームに挑むことが出来ます。

次節は7/19(日曜)、ホームKKWINGでの富山戦。中7日でしっかりコンディションを整え、今度はパスサッカーを復活させて連勝と行きたいです。