skoharaのロアッソ熊本ニュース

ロアッソ熊本の様々な情報やレポート

開幕戦、ヴェルディに勝利!


J2開幕戦、ロアッソ熊本はホームで東京ヴェルディと対戦、1−0で勝利しました! J2参入後、開幕戦では初の勝利、それもシュート数でも14対6と圧倒、内容でも強さを見せつけての勝利となりました。

今日の熊本は朝から雨。気温も低く、結局10度もいかないという観戦には不向きな天候。おまけにTV中継もあるということで、観客数は結果的に伸びずに6,611人。ただ、入場口は開場前からすごい列でした。スタジアム内は屋根がないところは結構いっぱい入っていました。

今回よりスタジアムグルメ広場がスタジアム外に新設され、入場前にスタグルメを買えるようになりました。ただ、今日は雨のため、外に出たのがマイナスに働いたように思います。これについてはまた後で振り返りたいと思います。

試合前、東京ヴェルディサポーターは昨年存続の署名をKKWINGで行ったこともあり、「協力ありがとう」ということで段幕を出し、「ロアッソ熊本」コールをしていただきました。これは嬉しかったですね。熊本サポーターも「東京ヴェルディ」コールを返し、スタジアムはいい雰囲気になりました。

スタメン

注目の初戦のスタメン。熊本は予想通り4−4−2の中盤ダイヤモンド型の布陣。GK南、DFがセンターバックは福王とチョソンジン、右サイドバックは市村、左サイドバックは西森か筑城のどちらかと思いましたが、筑城でした。

中盤、ワンボランチ原田拓エジミウソンはケガが間に合わなかったようです。左サイドは片山奨典、右サイドは根占、トップ下は練習試合では武富が入ることも多かったのですが、本番ではファビオを入れてきました。

FWは長沢と宇留野でした。松橋ではなく宇留野という選択が今日は驚きでしたが確かに宇留野は今日はキレがありました。

ベンチメンバーも予想が付かず注目でしたが、GK岩丸、DF矢野、MF西森は予想通り、これに先発ではなかった松橋、ケガから間に合った吉井、期待の新人・仲間、そして大迫が入りました。

ヴェルディは平本ワントップの形。マラニョンは欠場かと思われましたがサブに入ってきました。

試合

試合は開始当初から熊本がペースを握ります。パスもつながりチャンスも作り出します。一度裏をつかれ危ない場面もありましたが、相手のミスもあり助かります。そして、宇留野がゴールしたかに見えた場面もありましたが、判定はオフサイドでノーゴールということもありました。

ペースをつかみながらも点が入らず、前半に得点が欲しいところで39分、根占のミドルが宇留野に当たりコースが変わってGKが反応できずゴール! 待望の先制点にスタジアムが沸きました。前半はこれで終了。

後半、ヴェルディマラニョンを投入。やはり怖さがあり、ペースを握られる場面も多くなります。しかし、守備陣は耐え、カウンターでチャンスも作り出します。後半33分には片山奨典に代え吉井を投入。ケガ明けで試合感はどうかな、と思いましたがしっかりプレイできていました。後半40分には宇留野に代え仲間を投入。時間は短かったのですが、魅せる場面を作り出します。

最後はロスタイム3分でしたが、長く感じました。守りきって見事な開幕戦初勝利を飾りました!

強さを感じさせた初戦

全体的には熊本がペースを握った試合だったと思います。2−0以上になってもおかしくない展開で、実際、ファビオが1対1を外してしまった惜しい場面など、チャンスが多かったです。昇格候補とも言われるヴェルディ相手に堂々と勝ちきったと言えます。

練習試合も今年はしっかりとした戦いができており、それがうまくシーズンにつなげられた形です。得点はもっと取れただろうという意味では課題もありますが、しっかりと自分たちの試合をして勝ち切れたのは今までにない強さを感じました。

次戦は昇格本命の京都サンガにアウェイで対戦します。京都は初戦は良くなかったですがホームに戻り立て直してくるでしょう。熊本もアウェイで今日のような戦いが出来るのかどうか。大注目の一戦です。

そして、次のホームは3月26日(土曜)の湘南戦。今度は天候も良くなって、たくさんの観客に入って欲しいです。