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サテライトリーグ ロアッソ熊本vs大分トリニータ

サテライトリーグが本日より開幕、ロアッソ熊本はホームで大分トリニータと対戦しました。水前寺競技場です。サテライトリーグは言わば2軍のリーグ。出場機会がない選手に活躍の場を与えるため、近場のチームとリーグ戦を組みます。熊本は広島、愛媛、鳥栖、大分とともにグループFに入っています。平日開催も多いので原則無料ですが9/14の愛媛戦は日曜ということもあり有料です。

今日の水前寺での試合、雰囲気はやはり練習試合という感じです。ただグッズの販売はありました。応援もコール等は無し。横断幕は貼られていましたが昨日の雨から乾かすためかもしれません(^^;。今日は若干肌寒い感じもありましたが天候は晴れ。観客数は平日昼間でしたが300人ほどはいたと思います。

ロッソの先発はFWに町田、山内、MFに左サイド関、右サイド熊谷、ボランチに山口と山本、DFが左サイドバックに宮崎、右サイドバックに河野、センターバックは河端、鈴木でした。GKは稲田です。サブは斉藤、小林陽介、北川、網田、吉田でした。

序盤からロッソはいい攻撃を見せていました。早速、前半8分には関のクロスを町田が折り返し、山内がヘッドで決めます。攻撃陣は町田もいい動きをしていましたし、山内は昨日試合に出ていながら軽快な動きでさすがでした。また、熊谷もリズムを作っていたと思います。負傷から復帰の山口武士は動きはいいものの試合勘不足からかミスが目立ちました。

守備陣では今日の試合では両サイドバックも危なげなかったと思います。また河端は高さ・強さを見せ、守備陣を統率していました。ただ、危ない場面もありました。しかし、大分の精度の無さに助けられていた形です。稲田はセーブは良かったですがフィードが今ひとつでした。

後半に入って山本翔平から斉藤へ。また途中で熊谷も小林陽介に、山内も北川に代わります。小林陽介は右のMFに入っていたようです。慣れないポジションのためか、今ひとつ。斉藤は動きは良くいい場面に絡むのですが、キックの精度無し。北川は力強さを見せ、良かったと思います。

さらに後半30分過ぎには網田が登場。左サイドバックに入りました。高さがあるサイドバックということで将来性が期待できますね。動きは無難にプレイしていたという感じ。チャンスで一人で突進していく場面があったのですが、そのままシュートまで行かず躊躇しパスになった場面はちょっと残念。若いのでもっと前にがむしゃらに行って欲しかったところです。

後半は大分の攻撃も多かったのですが、しっかり守備できていました。攻撃面では町田、北川と1vs1の場面がありながら決めきれず。斉藤もそういう場面で決めきれない。このあたりは課題ですね。しかし終了が近くなって、右サイドの崩しから斉藤のシュートをGKがはじいたところで北川がしっかりと流し込んで2点目。最終的に点が取れたのは良かったです。

全体的には攻撃面が良かったイメージが残りました。FWはやっぱり層が厚いです。町田は特にいいですね。シュートさえ決まれば・・。関・熊谷の両サイドも良かったと思います。守備面もしっかり対応は出来ていたと思います。そろそろ開幕から固定してきたメンバーから少しは今日のメンバーに入れ替えがあっても面白い時期ではないのかな、と感じさせました。