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明日、天皇杯県予選 決勝 ロッソ熊本vs熊本大学

あすは天皇杯県予選の決勝です。ロッソは決勝から登場、トーナメントを勝ち上がってきた熊本大学と対戦します。ロッソは昨年同様ならサブメンバー中心になるでしょうが、いつもと違うメンバーを見ることが出来るのでそれもまた面白いです。13時から水前寺競技場で。なお、NHK熊本での中継もあります。

JFLを戦うロッソにとって天皇杯はあまり関係ないというか、力を入れすぎても困るのは確かです。なによりもJFLで4位以内を確保し優勝を目指すのが最大の目的であり、そのためには天皇杯で早い段階で負けたとしても特に問題ないと思います(それどころか早い段階で負けた方がコンディション面でいいのでは、と思う人も多いでしょう)。

しかし、今年の場合、もう一つ要素があります。それは「JFL4位以内決定時期はいつか」という問題です。この問題を考えたとき、天皇杯の結果は大きな影響を持ってきます。

まず「JFL4位以内決定時期はいつか」ということを予想してみます。計算は省きますが、今のところ後期第13節(11/3 八代)、後期第14節(11/11 沖縄)、後期第15節(11/17 KK WING)の3試合の可能性が高いと思っています。とても早ければ第12節(アウェイのジェフ戦)もあり得ますが可能性は低いです。早くて13節、遅くて15節という予想。つまり普通に行けば14節、沖縄で決まる可能性が高いのではないかと考えています。

ただ、天皇杯でロッソがもし3回戦まで勝ち進み水戸にも勝って4回戦まで行ったときには事情が変わってきます。

この場合、天皇杯4回戦の日程は11/4であり、11/3の八代でのJFL後期第13節の翌日となります。昨年の例で言えば、このようなことが起きたときには天皇杯が優先されJFLの方が日程変更となります。昨年は翌週水曜になったので今年の場合、11/14(水曜)に変更されるかもしれません。

そうなると沖縄での試合の後が13節の試合ということにあり、順番が変わってしまうわけです。さらにいえば場所も八代とは限りません。昨年の例で言えば、場所も変更されており、今回も変更される可能性は充分あるでしょう。

ただし、天皇杯4回戦まで勝ち進んでも日程変更が必ず起きるとは言えません。それはナビスコカップ決勝まで進んだJ1チームと当たることになったときには天皇杯4回戦は予備日の11/7になります。この場合、11/3の八代の試合は問題なく実行できるのでそのまま行われます。

つまり、天皇杯4回戦まで勝ち進み、かつ抽選次第で11/3八代の試合が変更される可能性があるわけです。そのときにはおそらくホームでのJ2昇格決定になる可能性が若干高くなるのではないか、と予想しています(が、そうとは言い切れないのも確かで、逆にこれが災いして沖縄で決まってしまうこともあり得るため、難しいですが)。

日程変更が起きるのか起きないのか、そういう意味で天皇杯を注目しています。

※さらに付け加えるなら他のJFLチームでもこれは起こりえるわけで他のチームの試合消化が遅ければ4位以内決定が遅くなります。他のJFLチームが天皇杯でどこまで勝ち進むかにも注目です。