ロッソ、７−２で勝利し天皇杯熊本県代表に。

天皇杯熊本県予選決勝、ロッソ熊本は７−２で熊本大学を下し３年連続で天皇杯熊本県代表になりました。点差的には大勝でしたが、失点も２点あり、内容的にも今ひとつの部分もありました。

熊本大学は体格も良く、当たり負けしない感じ。スピードある選手も居ました。もちろん、技術的にはロッソが優れているので最終的にはピンチも失点にならずこちらが得点を重ねるのですが、特に後半の最初は互角に近い時間帯もあり、また失点もＣＫとＤＦラインが抜かれてということで、YKK AP戦に向け、不安も残りました。

もちろん、ロッソの選手はベストメンバーではなくサブ主体。負傷からの復帰組も居ました。ＤＦラインはセンターバックに復帰した福王が入り矢野と組みました。左サイドバックに鈴木祐輔、右サイドバックにはなんと吉井。中盤、ボランチは小森田に山本翔平、左サイド西森、右サイド松岡康、ＦＷは多聞と北川でした。

注目の福王はセンターバックでは無難にプレイしていたと思います。時にはゴールをロングシュートで狙う場面もあり、福王らしさが出ていました。ただ後半は左サイドバックに入ったのですが、今ひとつ機能しなかったと思います。

右サイドバックの吉井はやはりボランチの方が向いている感じ。最終ラインでの守備としてはちょっと怖い場面も。ただバックアップとしてはある程度プレイできるのではないでしょうか。左サイドバック鈴木祐輔は前半で変わりましたが、特にＤＦ面でもう一つの印象。タッチラインに逃れるシーンが多かったです。

中盤は小森田が帰ってきましたが、もっと動けるはず。コンディションをこれから上げてもらうことに期待です。西森も復帰組。こちらは順調のようです。シュートを何本か外す場面もありましたが、それ以外は良かったのではないでしょうか。

中盤では山本翔平、松岡康はどうもミスが多いように感じました。山本翔平は運動量はあったのですが・・。

多聞はハットトリックも決めましたが、外す場面もやっぱりあり。いつもの状態ということなのかもしれませんが。ＦＷでは途中出場で山内も出ましたが見せ場は作れず。

ＧＫは太が先発。失点はＧＫにはあまり責任が無い感じです。全体的には無難にプレイしていたと思います。

もちろん、全体的にこの暑いコンディションは影響したでしょう。雨もありましたが途中強い直射日光になる場面もあり、難しいコンディションでした。

さて、天皇杯は一回戦が９／１６　石川県代表 ツェーゲン金沢と、２回戦は９／２２　愛知県代表　ＦＣ刈谷と対戦。それを勝てば、１０／７にＪ２　水戸ホーリーホックとの対戦になります。昨年は３回戦まで進みました。どこまで行けるか楽しみです。