今日の県議会でのロアッソ熊本関連・質疑応答全文

書き起こしてみました。

（中原議員の質問）
知事は日頃から県民の幸福量を最大化するため、県民の夢の実現に向けて取り組んでおられます。今、県民の多くの方が方が楽しみにしている夢の一つとしてロアッソ熊本のＪ１昇格があるわけでございます。

ロアッソ熊本がＪ２に参入して以来、県民のサッカーに対する関心はますます高まっております。ホームゲームが開催される熊本県民総合運動公園陸上競技場や水前寺陸上競技場では毎年多くの方々が参戦されております。ロアッソ熊本がＪ１に昇格できれば昨年のＪ１平均入場者数が２万人だったことを考えますと今まで以上に県内からだけでなく県外からも多くの方々を呼び込める可能性が高いのではないかと思います。

実際、県や自治体が保有しているサッカー施設を日々転々としながら練習されている状況にございます。また、専用に使える更衣室やシャワーなど備えたクラブハウスもなく練習後の体調管理さえも十分にままならない状況にあるわけでございます。そこで地元唯一のプロサッカーチームのロアッソに対して練習環境の整備やサッカー振興のための拠点施設の確保に向けて県として支援することができないものかどうか。知事のお考えをおたずねいたします。

（以下、蒲島県知事の回答）
ロアッソ熊本は設立当初から地域との交流を大事にしており、県民の皆様に愛され支えられているチームだと認識しております。地域に根ざしてロアッソ熊本の活躍は県民に元気・活力を、子供たちに夢を与えるものであり、県民の幸福量を増大させるものと考えています。そのため、県としても「ロアッソ熊本をＪ１へ県民運動推進本部」を中心に県民・企業・行政がいったいとなり支援を行ってまいりました。

現在、ロアッソ熊本のチーム一体となった奮闘やサポーターの熱烈な応援により、Ｊ１昇格に必要な３位以内という目標が現実のものとなっています。このような状況をふまえて、より一層のチームの力の向上と県内のサッカー振興を目指して、県としてのさらなる支援の検討を進めています。

具体的には県民総合運動公園を拠点にし、年間を通して優先的に使用できる練習場の確保に取り組んでいきます。また、ロアッソ熊本が県民との交流によるサッカーの普及を促進するための拠点施設を運動公園内に確保していきたいと考えています。

県民の夢であるロアッソ熊本のＪ１昇格実現に向け、私が県民の先頭に立ち、積極的に支援してまいる所存であります。

なお、来る１０月３日にはKKWINGにおいて、現在３位九州内のライバル・アビスパ福岡との試合が予定されており、私自身も応援に行きます。そして、県民のみなさまとともにKKWINGを満員にし、Ｊ１昇格を確かなものにしたいと考えています。皆様の応援をよろしくお願いします