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J各クラブの経営情報開示

http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/keiei.html
今年もJ各クラブの経営情報が開示されました。これは2009年の決算情報で、ロアッソ熊本の場合、今年4/28に公開されたものと同じです(そのときの記事はこちら)。

ですので今回の開示で注目されるのは他のクラブとの比較ということになりますが、まず経常利益での黒字はJ2では7クラブ。そのうちの一つが熊本ですから、わずかとはいえ、黒字というのは良かったと思います。収入6億1600万は昨年より8千万増えているものの順位では12位で昨年と変わらず。昨年新加入の岡山には抜かれ、富山とはわずかな差。J2も競争が厳しくなってきています。

ちなみに熊本の入場料収入は7千5百万は14位。徳島はやや会計が違うのでこれを考慮すると実質15位。下には水戸、岐阜、愛媛しかいません。熊本は昨年平均6006人の観客数でしたが平均3740人の富山にも負けています。これは要するにタダ券が多かったということです。これをなんとかしないと入場料収入は上がってこないでしょう。

経営規模となる支出は13位の6億1300万。この年J1に昇格したセレッソが23億、仙台が16億、湘南が11億とやはり差はあります。熊本のチーム人件費は2億2600万で12位。順位は14位でしたので、人件費と比較するとやや悪かったものの、ほぼ同じと言えるでしょう。今年は人件費順位以上の順位を出せるのではないかと思います。

ちなみにJ1を見てみると最低でも支出は山形の11億、人件費は山形の5.6億で、差は大きいですね。やはり身の丈を大きくしていくということがまずは大事だと思います。