ヨーロッパのサポーターが作ったクラブ

関係ないですが最近J-SPORTSでやっていた「Fans United Rexena sports」を録画して見たのですが、そこで知ったFCユナイテッド・オブ・マンチェスター。マンチェスターユナイテッドのあまりのビジネス指向に怒った既存サポーターが作ったクラブ。もちろん、新規クラブだからとても下のリーグからのスタート（10部ぐらい）。しかし、それを応援するサポーターはとても楽しそう。「サッカーを見始めた頃の気持ちに戻れた」と語ってます。そう、実際下部リーグを応援してみてわかるのは何部であろうと応援する楽しさには変わりがないということ。大事なのはそれが応援するに値するクラブなのかどうか。マンチェスターユナイテッドの一部サポは既存のクラブに愛想を尽かしたわけです。

こういう動きは何もマンチェスターユナイテッドだけではなくて他にもあるようで、チームがより多数の観客を求め移転(!)してしまったFCウィンブルドンの後に出来たAFCウィンブルドンも同じようにサポーターが作ったクラブ。FCユナイテッドと同様、大事なことはサポーター（ソシオ？）の投票で決めるようで、来期のユニフォームをどれにするかを投票していました。これもとても楽しそう。

ヨーロッパのサッカーシーンと言えばビッグクラブの動向だけが伝わってきますが、このような小さな、地域に根付いた動きもいろいろあるようです。そして共通しているのは応援に値する「ホームチームがある喜び」。熊本にもロッソというチームがあるのはとても嬉しいことだということを改めて実感しました。