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首位・湘南相手に3−3の壮絶ドロー

J2第5節、ロアッソ熊本はホームで首位・湘南ベルマーレと対戦、3−3で引き分けました。現在のロアッソは故障者も多く相手も首位という状況では大敗もあるかもしれないと思っていましたが、いい試合を見せてくれました。ゴールも多数生まれ、お互いに攻撃しあう面白い試合になりました。

今日の熊本は気温も低く風が強くてスタジアムはとても寒かったです。連敗中で観客も入らないかなと思ったのですが、4,687人とある程度は入りました。

今日の熊本のスタメンは前節から福王、藤本、筑城が抜け、DFは廣井、高橋、吉井の3人。吉井を中央に置く布陣です。中盤は養父と原田がボランチ、右サイドに大迫、左サイドに片山。FW中央にファビオ、両サイドに武富とそして五領が初先発でした。

前半開始から熊本はアグレッシブでした。前半12分にはファビオのシュートのこぼれ球を廣井が決めて先制! 首位相手にいきなりの先制点にスタジアムは沸きます。その後も攻勢でしたが、前半23分には廣井のミスからボールを取られ失点。あっさり同点に。やはり厳しいのか、と思ったのですが、前半34分にはサイドの崩しから入れたボールが大迫の前にこぼれ、これを見事に決めます。前半で2−1と勝ち越し、後半へ。

後半も得点の気配が漂うシーンが多かったのですが、後半10分に古橋に決められ同点に。後半20分には原田拓から根占、25分には五領から白谷に代え、攻めに出ます。しかし、後半34分についに逆転されてしまい、厳しい状況に。やはり敗戦か・・という流れでしたが、攻める場面は多くCKも連発。スタジアムはそのたびにヒートアップしていきます。残り時間3分、後半42分のCKから後ろにこぼれた玉を武富が強烈なミドル。これが見事に決まって3−3の同点に。スタジアムがここまで湧いたのも久しぶりではないでしょうか。

ロスタイムになってもお互いに攻め合う場面が続きましたが、決めきれずにタイムアップ。壮絶な、そして見ていて楽しい試合となりましたが、結果は3−3のドローでした。

こういう試合を続けていけば、観客も増えていくだろうというような試合だったと思います。引き分けでしたが次の試合に向けて大きな転換点となりそうなし合いでした。次節は4/1(日)ホーム・水前寺でのFC岐阜戦。今日の試合ができれば、結果も付いてくるはずです。