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鳥取戦、2−0の快勝!


J2第28節、ロアッソ熊本はホームKKWINGガイナーレ鳥取と対戦、2−0で快勝しました! 大迫がついにプロ入り初ゴールを決めるなど、久しぶりに良いサッカーを見た気がします。

今日の熊本は蒸し暑い気候。雨は降りそうで降らず。KKWINGでは直前に陸上の大会があった関係で開場はいつもの30分遅れでしたが、その影響か、思ったよりも開場前の列は長かったです。観客数は5200人ちょうどで、最近勝ちきれない割には入ったのではないかと思います。

今日の熊本の先発は勝ちきれない現状からか、メンバーを何人か入れ替え、システムも変えてきました。センターバックには菅沼が復帰、エジミウソンボランチに入り原田拓はベンチに。中盤は右に吉井、左に片山。そして、FWはワントップ2シャドーの形で、中央にソン・イニョン、そして大迫と武富が両サイドに。私が8/27の記事コメントで長沢中央での3トップが見てみたいと書いていましたが、それに近いイメージになっていました。

前半、この3トップが早くも力を見せます。武富に縦に入ったボールがダイレクトで大迫に。大迫は突進しそのままシュート!見事な先制点。そしてプロ入り初ゴールでした。大迫はこのシーンに限らず、今日は縦への突破力を見せ、非常に良かったと思います。明らかに相手にとって危険な存在でした。

その後は、鳥取が反撃、熊本が守る形。やや熊本は引きすぎて相手ペースになっていましたが、前半40分にチャンスが来ます。相手最終ラインのボールにしつこくプレスをかけて相手のミスを誘い、直接ソン・イニョンにボールが来ます。これを中央に切れ込んでの豪快なミドル! これで2−0。ソン・イニョンはやはり豪快なプレイが多く、見せ場を作ることができる選手だと改めて思いました。

後半、鳥取はペースを上げさらに反撃。熊本はラインが下がって相手にボールを回される展開。前半のうちに武富が負傷で齋藤と交代したのも痛かったです。しかし、長沢、原田拓を入れ何とか無失点で切り抜け試合終了。約一ヶ月ぶりの勝利を手にしました。試合終了時には熊本の選手は喜びよりも疲れの方が大きかったようです。膝に手を突く選手多数で、最後まで走り抜いた姿を見せてくれました。

新たなスタイルでの試合は面白かったと思います。特に大迫とソン・イニョンの2人はボールを持つと何かしてくれそうで、期待感のある選手。次も楽しみです。次節は9/25(日)アウェイの栃木戦、その次もアウェイで9/28(水)徳島戦の過密日程。そしてホームは10/1(土)のザスパ草津戦です。KKWING、13時キックオフです。