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観戦者調査報告、発表

毎年恒例の観戦者調査報告がJリーグ公式により発表されました。
http://www.j-league.or.jp/aboutj/2009kansensha01.pdf
http://www.j-league.or.jp/aboutj/2009kansensha02.pdf

今年も熊本について気がついたことを書いていきたいと思います。なお、調査は7月26日のアビスパ福岡戦(KKWING)で観客数は5,865人、雨の試合でした。

平均年齢、4.9歳若返る

熊日にも出ていましたが、平均年齢が41.4歳から36.5歳に若返っています。これはJ2では福岡(35.6歳)につぐ若さでした。年齢分布を昨年と比較してみますと12〜18歳は5%、19歳〜22歳は0.6%増加と微増にすぎず、大きかったのは50歳以上が27.2%から14.1%へと半減しているため、とわかります。その分、大きく増えたのは30台で11%の増加でした。

雨と言う影響もあったのかもしれませんが、シニア層の観戦が減っているのかもしれません。今年はシニア(65歳以上)の方は当日券半額というサービスが出来ており、これはいい対策ですね。

居住地、ホームが98.2%でJで2位

九州ダービーだったのですが、ホーム比率が98.2%。アンケート配布位置に偏りがあったのかもしれません。より確実なデータは居住地内の分布で、熊本市が51.8%、上益城郡が10.7%、菊池郡が8.3%。これは昨年とほぼ同じです。熊本市外からもかなりの観客が来ていることがわかります。

観戦歴、今年からは9.1%

2008年はJ元年で「今シーズンから」観戦に来た人の割合が28.2%ありましたが、昨年の調査で「今シーズンから」は9.1%に激減。ただ、新規参入チームを除けば、岐阜・愛媛・徳島に次いで高い値ではありました。また、「サポーター歴」では今シーズンからは11.2%でこれも新規参入以外では4番目に高い数値。ちなみに5年以上と答えたKyuリーグからのサポーターは23%いました。

観戦動機、レジャーとしてが1位

昨年は3位だった「レジャーとして」が堂々の1位に。熊本のレジャーとしての地位を獲得したということでしょうか。そのほか目立ったところでは「地元のクラブだから」が2位。「クラブが地域に貢献しているから」が3位、「対戦相手が魅力的だったから」が3位(相手は福岡)でした。

平均観戦頻度、12.7試合

昨年熊本にはなかったデータ「平均観戦頻度」を見てみます。これは昨年何試合観戦したか、というもの。2009年に聞いているので2008年の観戦頻度です。これは12.7試合でJ2では第10位。平均値13試合とほぼ同じでした。分布を見ると15試合以上観戦のコア層は48.9%で、これもJ2では10位。他クラブと比較すると多くはないですが、コア層の比率も結構高いですね。

情報入手経路、公式ホームページが1位に

昨年は新聞がトップだった情報入手経路ですが、今年は公式ホームページが1位になりました。ただし、新聞の割合も60.2%(J2で4位)と高くはあります。

チケット入手方法、スタジアムで購入は3位

前売りで買うよりも当日買いが多いと言われる熊本、やはりその比率は高かったのですが、昨年(17.4%)と比べると若干減っています(15.9%)。シーズンシート比率は27.5%から36.9%に上昇。招待券比率は13.8%で15.3%から若干減りました。

アンケートを配ったタイミングなどから早めに来た人のデータが反映しすぎているような気もしますが、興味深いデータであることは間違いありません。来年どう変わっていくかも楽しみです。