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大分にJリーグから6億円融資

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009111700970
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20091118k0000m050106000c.html
今日、注目のJリーグ理事会が行われ大分には公式試合安定開催基金より計6億円の融資を行うことになりました。まずは年内の試合開催用に3億5千万、来年1月末に2億5千万です。過去に5千万を岐阜・草津に融資していますが、そのときの10倍以上。基金全10億円のうち半分以上を大分に融資する異常事態です。

大分は既に10億以上の赤字があり、昨日の県知事での発表では1月決算時には7〜8億不足とのこと。それを考えると実はこの巨額融資によっても直近に必要な資金には足りないと言うことになります。Jリーグはとりあえず来年1月末までは大分を存続できる資金を貸し付けましたが、その後はなんとかしなくてはなりません。

6億円と言えば、ロアッソ熊本の運営額を上回る金額。それを融資するのですから、当然融資されていないクラブとは不公平になります。ですので、規約上、公式試合安定開催基金を返済していないクラブはJ1へ昇格することができません。来年の大分は、仮に1月の危機を乗り切り、J2でいい成績を収めたとしてもJ1昇格は6億返済が条件になり、極めて難しい状況です。

また、同じく公式試合安定開催基金を借りているFC岐阜は結局返済期限までに返すことが出来ず、来年7月末まで延長になりました。

そして、東京ヴェルディですが新会社が資金を集めることが出来たため、来季J2での存続が決まっています。