J2、22チーム以降はJFLへの降格も
今日のJリーグ理事会でJリーグの将来的な枠組みが決定したようです。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20080624-OYT1T00597.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000111-mai-socc
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20080624-375752.html
以下、まとめておきます
- J2は22チームまで増やす(J1は18チーム維持)
- J2は22チームまで増えたら、以降の年からJFLの上位3チームと入れ替え
- ただし、JFL上位3チームがJ昇格条件を満たさないチーム(もしくはアマチーム)の場合、入れ替える数はその分減る
- J3は当分検討しない
- J2が18チームまで増えたらJ1・J2間は入れ替え戦無しの3チーム自動入れ替え
- J2の試合数は20チーム以降は2回戦制、17〜19チームの場合、まだ未定
22チームまでJ2を増やすことはJ2将来構想委員会の報告からもほぼ見えていました。それを追認した形です。そして、JFLとの入れ替えもしっかり示されました。22チームまでJ2が増えてからは下位チームはJFLへの降格の危機にさらされることになります。まあ、それだけチーム数が増えたらそういう危機感がないとリーグ全体としても面白くなくなると思いますので当然でしょう。
現在、J2は15チーム。そしてJFLでは今年は栃木がほぼ確実な感じで、あとは岡山、そして低迷していた富山・鳥取も上がってきて3チーム昇格も現実的にあり得る感じです。ただ、現在のJリーグ規約では所定の数(18と想定)以降はJFL4位以内で昇格条件の特例措置はなくなります。この部分の規約がどうなるかが現段階ではよく分かりませんが、そのままだと22チームは最短で2011年です(共同通信の記事では2010年になっていますが、この規約まで分かって書いているかは不明)。
2011年はロアッソ熊本にとってちょうど4シーズン目。「5年でJ1」を掲げているので、JFL降格は全くの他人事であって欲しいものです。ただ逆に言えあと2シーズン(最低でも1シーズン)は余裕があります。いったん降格争いに巻き込まれるようだとチームの成長にも余裕が無くなりますが、その前に地力を付けることが出来れば大きな財産になるはず。クラブにとって今シーズンを含め3シーズンが地力を付ける最も重要なシーズンになりそうです。