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ロッソ熊本、今後のシミュレーション

ロッソ熊本は残り10試合の現在、J2昇格圏内の2位。去年、愛媛FCの昇格がどうなるか追いかけていたときには、「たぶん、愛媛FC2位以内行けるだろ」と簡単に考えてみていました。やはり、それは部外者の思考なわけで、今年のロッソも他サポから「このまま昇格するだろ」みたいなことを書かれているのをよく見ます。ロッソサポからしてみれば全然余裕はないのですが・・。

では実際、数字的にはどうなのか。私はスポーツ関連でいろいろ計算するのが好きなので(^^;、今回はごく簡単ですが予想の計算をしてみました。

現在のJFLは上位は下位に簡単には負けないので、残り対戦相手がどこなのか、というのがとても重要になってきます。要するに対戦相手が下位が多いほど有利なわけです。しかし下位相手に取りこぼすこともままあるわけで、その辺も加味しなければならない。そこで最も単純な予想としては「残りの対戦相手との結果は前期と同じ」とみなすことです。そうすれば前期に上位に弱かったチームはそのままの結果が出るでしょうし、取りこぼしが多ければやはりそうなるだろう、という予想です。

では、実際の計算結果です。以下の表では何点の勝ち点を落とすか、を出しています(つまり前期で同じ相手に失った勝ち点です)。

現在順位 チーム名 現在の勝ち点 落とす勝点 最終勝ち点
1 Honda FC 55 5 80
2 ロッソ熊本 52 11 71
3 佐川急便東京SC 49 7 72
4 YKK AP 49 12 67
5 佐川急便大阪SC 48 10 68
6 栃木SC 45 10 65
7 アローズ北陸 41 12 59
8 横河武蔵野FC 41 8 63

なお、栃木SCは現時点で一試合少ないのでアルテ戦勝利を前提としています(言うまでもなく、そうならないことを願っていますが)。

さて、このシミュレーションの結果は、ロッソは勝ち点71で佐川急便東京SCに次いで3位になる、という結果です。つまり残り試合が前期と同じ結果になるならロッソのJ2昇格は出来ません。

この表でわかるのは Honda FCの圧倒的強さ。残り10試合で勝ち点5しか落とさないとは。Honda FCは上位との戦いは残していますが、それに前期は勝っています。まあ前期1位なので当たり前と言えば当たり前ですが。

鍵となるのは2位の佐川急便東京SCでしょう。前期は途中失速しましたが、その負けた相手にほとんどリベンジしており、残りは上位陣ぐらいに勝ち点を失っていません。

ロッソの場合、残り試合に強豪が多く含まれています。上の表の8チームのうち5チームも残しているのは栃木、アローズと並んで最も多く、下位チームとの対戦も少ないのです。また、ロッソは前期にSC鳥取佐川印刷流通経済大学といった中位クラスと引き分けており、その対戦も残しています。

こうしてみるとロッソの状況は決して甘くないということがわかります。Honda FC戦での勝利がいかに大事かがわかると思います。

もちろん、前期と全く同じ結果になるわけがありませんので、各チームの調子によって変わってくるでしょう。もう一つの方法でもシミュレーションしてみました。そちらの結果はまた後で・・。