ロアッソ熊本におけるホームグロウン選手
先日のJリーグ理事会において、ホームグロウン制度の導入が承認されました。
詳しくはJリーグのプレスリリースをご覧ください。
www.jleague.jp
人数は2019年シーズンより導入ですが対象がJ1のみ(厳密に言えばJ2・J3も対象ですが、人数に定めがなく0人でもOKのため)なので関係ありません。
2019年:J1のみ2人以上
2020年:J1のみ2人以上
2021年:J1のみ3人以上
2022年:J1は4人以上、J2・J3は1人以上
上記のようになります。
2021年J2で、2022年J1のチームは規定が急に厳しくなることになりますが、J1も最初は2人からなので、他のチームも今から準備をしておくようにということなのでしょう。
さて、ホームグロウン選手の定義ですが
■ホームグロウン選手の定義:
・12歳から21歳の間、3シーズン又は36ヶ月以上、自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21 歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・選手を国籍、又はプロ/アマの別、又は年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない
と記載されています。
ようするに、ジュニアユース・ユースに在籍していた選手、高卒の新卒で在籍していた選手で、在籍期間が3年以上の選手ということになります。
現在の段階では、ホームグロウン選手の登録に関しては問題なさそうです。
現役選手でロアッソ熊本のホームグロウン選手は以下の選手となると思います。(現在JFL以上のリーグに登録されている選手のみ)
()内は2018シーズンの所属チームです。
・池谷友喜(ロアッソ熊本)
・衛藤幹弥(ロアッソ熊本)
・大迫希(藤枝MYFC)
・加藤大喜(ヴィアティン三重)
・上村周平(ロアッソ熊本)
・小牧成亘(藤枝MYFC)
・坂本広大(ロアッソ熊本)
・嶋田慎太郎(大宮アルディージャ)
・高江麗央(ガンバ大阪)
・チョソンジン(水原三星)
・仲間隼斗(ファジアーノ岡山)
・柳田健太(奈良クラブ)
・山本宗太郎(奈良クラブ)
・米原秀亮(ロアッソ熊本)
他に該当する選手として、いわきFC所属の永井建成選手、それからユース・ジュニアユース出身で地域リーグの選手がいます。
また、現在鈴鹿アンリミテッドに所属しているパブロ・ヤン・フェレイラ選手も3年間在籍していましたが、2014年のリハビリ中に外国人枠の理由から一時的に登録を抹消したため該当しないのでは無いかと思われます。