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大分戦は2−2でまたドロー


J2第17節、ロアッソ熊本はアウェイで大分トリニータと対戦、2−2での引き分けでした。大分との対戦ではこれで3試合連続のドロー。また、バトルオブ九州のアウェイでの無勝は5試合に伸びました。

昨年は大勢のアウェイサポーターであふれた大分戦ですが、今日は日曜19時という日程と大雨により昨年よりかなり少ない数。しかし500名ほどが集まりました。大分のホーム動員も少なく、結局6,637人。やはり天候・日程が大きく影響したようです。しかし、ドームのスタジアムに入ってしまえば雨の影響は無く、快適に観戦できました。改修されたばかりの屋根が作動し、ピッチ上も完全に屋根に覆われての試合でした。

今日の先発はFW仲間に代わって松橋が先発。そして前半13分には早くもその松橋が先制点を決めます。左サイド駆け上がった原田拓のクロスからこぼれた玉を決めました。これで熊本ペースで試合を進められるかと思ったのですが、前半はほぼ互角の展開。

後半は一気に大分ペースに。後半3分に高く上がったボールの処理から失点し同点。その5分後には西に決められ逆転されます。ドームに大分サポーターの歓声が大きく響きました。その後も大分ペースで大量失点してもおかしくない試合でした。

とても勝ち目があるとは思えない展開でしたが、次第に大分の選手が足をつる場面が多くなり、疲労が見えてきます。熊本は大迫、武富を投入し、流れをつかみ、ボールを支配しますが、攻撃の形は見えず、決定的チャンスを作ることができません。このまま試合終了と思われた後半44分、市村の縦への突進からクロス、これが矢野のヘッドでの同点弾! 敗戦濃厚な試合を救いました。

最後はCKからのチャンスもありましたが、これは決めきれず、結局2−2のドロー。しかし、負け同然の試合からよく勝ち点1を奪ったと思います。これにより順位は9位を維持、3位との勝ち点差も3ということで、なんとか踏みとどまることができた試合でした。しかし、内容的には良いところは少なく、次の愛媛戦までに立て直したいところです。

試合終了後、大分のゴール裏にはエジミウソンの姿が。横断幕が掲げられ、エジがとても愛されているということが改めて分かりました。