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長沢、仲間! 再開初戦2−1で勝利し開幕連勝!


J2再開後の初戦となる第8節。ロアッソ熊本はホームKKWINGFC岐阜と対戦、2−1で勝利しました! 前半圧倒的なサッカーを見せましたが、後半は耐える展開に。しかし、勝ちきったのは良かったと思います。

熊本は前日夜から雨が降りましたが、朝には上がり、やや肌寒い気温。土曜日ということもあり、出だしは鈍く観客数が当初は心配でしたが、日差しが出てくると共に客足も伸び、結局5,381人でした。今日はB席の招待券が多かったようで、B席がかなり埋まっていました。

今日のスタメン、熊本は開幕戦と比べるとセンターバックチョ・ソンジンが廣井に、FW宇留野が仲間に代わりました。故障していた廣井が本来のポジションに入り、高卒ルーキーの仲間が前節途中出場から今回はスタメンに抜擢されました。サブでは武富と田中俊一が初のベンチ入りです。

試合は立ち上がりから熊本が圧倒する展開。仲間、長沢、ファビオらの攻撃陣がパスもつながりセカンドボールも後ろから出てくる選手がほとんど取り、猛攻をかけます。スタジアムが大きく盛り上がる中、前半9分には裏に出たボールに長沢が抜け出し、GKと1対1に。これを冷静に決め、早くも先制します。

次はこの状況で早めの2点が欲しいところ。熊本の攻めは続き、16分には原田拓のクロスを長沢がヘッド。これは相手GKに弾かれますが、これを仲間がねじ込み追加点! 仲間はプロ入り初ゴールを決めます。

熊本はその後もテクニックで湧かせる場面を作りますが、岐阜も徐々に立て直し、結局前半は2−0のまま終了しました。

前半ロングボールの攻めだった岐阜が後半はつないでいくサッカーに切り替え、徐々に岐阜ペースに。熊本は守る場面が多くなり、CKが続きます。そして後半20分。CKから相手を完全にフリーにしてヘッドで失点。2−1となり一気に重苦しい雰囲気に。熊本は22分に仲間に代え武富、30分には長沢に代え松橋を送りますが、流れは変えられず。43分には片山に代え矢野を投入し、逃げ切りを図ります。

ロスタイムにもCKがあり、冷や冷やさせられましたが結局2−1で逃げ切り勝利。開幕から2連勝となりました。

今日のこの試合、仲間の活躍がやはり光りました。練習試合でも見せていた素晴らしい運動量を見せ、攻撃をつなぐ役目、アクセントを付ける役目をしっかり果たしていました。まだ高卒1年目ですからすごいルーキーが出てきたものです。この試合で一気にサポーターの心をつかみ、熊本の「魅せる」選手になったことは間違いありません。

長沢やファビオも攻撃の軸としてしっかり機能していました。後半初出場となった武富も相手をかわす見せ場は作りましたが、全体の流れにはなかなか絡めず。また、スタメンで初出場となった廣井は安定感があったと思います。

後半は危なかったものの、なによりも結果が大事。あとはこの開幕連勝をどこまで伸ばせていけるか、ということになります。次節は30日のアウェイ草津戦、これに勝って、ホームでの北九州戦を迎えたいです。