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北九州との戦いの歴史

ワールドカップ中断開け最初の試合、ギラヴァンツ北九州とのアウェイ戦がいよいよ7月18日(日曜)に迫ってきました。北九州は今年J2に昇格したばかりですが、熊本とは過去との対戦があります。それはロッソ熊本が誕生した2005年のKyuリーグです。

このときは北九州も「ニューウェーブ北九州」という名前でした。ロッソ熊本は誕生したこの年、開幕から14連勝を飾り、そのうちの2勝が北九州戦。アウェイ戦で3−1、ホームでも3−1で快勝しました。この当時のKyuリーグはJを目指すチームが多く、琉球や長崎の方が北九州より順位が上でした。将来JでKyuと戦ったチームと対戦する日が来ると思っていましたが、その最初の相手が北九州になるとは私は思っていませんでした。ここからの北九州関係者の努力はすごいものがあったのだと思います。

Kyu時代の対戦でよく覚えているのはやはり池元友樹でしょう。アルゼンチン・リーベルプレートから北九州加入というので、驚かされました。この年、最終戦でまとめて点を取って得点王に。そして翌年には地域決勝で岐阜にレンタルされJFL入りに貢献。その翌年にはJ1柏レイソルに。翌年からJ2横浜FCに移籍したものの北九州からは遠い存在になった気がしていました。

ところが北九州がJ2参入した今年、その池元が帰ってきたのです。背番号9を付け、主力として出場していますが、残念ながら無得点。力をまだ発揮できているとは言い難い存在ですが、Kyuから見ている身としてはやはり点取り屋として怖い存在です。

そして、Kyuの頃にはロッソ熊本に所属していた河端、関が今は北九州の選手として熊本に立ちはだかります。もちろん、最近加入した小森田も出てくるでしょう。熊本としてはどうしても負けられない戦いになりそうです。