高木監督、正式発表

http://roasso-k.com/news_view.htm?news_id=861
今日、記者会見が行われ、ロアッソ熊本・高木琢也監督が正式に発表されました。横浜ＦＣのときの勝ちに行くサッカー、そして東京ヴェルディのときのパスサッカーが熊本でどう融合していくか、楽しみです。

また、南雄太の加入も公式で発表されました。
http://roasso-k.com/news_view.htm?news_id=862

それから来年のチーム始動日は１月１８日に決定。これは去年とほぼ同じですね。初練習を来年も見に行きたいと思っています。なお、アスリートクラブ熊本事務所は今年は２６日、今週土曜までの営業となり、１月５日（火曜）より営業再開とのことです。

※追記：高木監督記者会見コメントがJ's GOALに掲載されています。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00094346.html

やはり長崎出身で熊本も同じ九州というところで共感が多いようです。メンタル的な部分を変えたいということや戦術面では「臨機応変なサッカー」「攻撃から守備への切り替えを早く」「７５〜９０分の時間帯で点を取れるチーム」といった話が出ています。それから守備の強化といったところです。

熊本については幼少期からよく来ていたということで親戚もいるそうです。気になるのは補強について「ここで言ってしまうと進んでいる話が進まなくなる可能性も」と言って言葉を濁していますが、今のところ熊本で新卒以外の新加入は南のみで中山雅史の話が出ている程度ですが、さらに何かあるような感じです。中山雅史についてももちろん「必要な選手」としています。

それから池谷ＧＭのコメントでは「３年という話が頻繁に出て来ますが、このクラブはずっと続いていかなくてはいけない」「このクラブの目的は３年でJ１に上がることではなく、県民を元気にするためにスタジアムをいっぱいにするということ」といった具合に必ずしも３年でＪ１を必須目標にしないという感じになってきており、無理をしてでも３年でＪ１を目指すということはしないという意志が出たように思います。最近の大分の状況も頭にあるのかも知れませんが、この点については明確にしてもらってとても良かったと思います。

来シーズンの目標は明確にはされませんでしたが、「勝つ事に全てを注いでいけば、最終順位はその後についてくる」「数字にはこだわらないと結果はついてこないだろう」と高木監督は話されており、今年よりも結果にこだわったサッカーが見られるのではないかと思います。Ｊ参入３年目、熊本のサッカーの転換点になることは間違いありません。２年で築かれた土台の上にどのようなサッカーが展開されるのか、楽しみです。