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データから見る今シーズンのサッカー

http://soccer.hikaritv.net/web/ranking09/team/index.php?teamid=30303
ひかりTV内のページで今シーズンのデータランキングを見ることが出来ます。
リーグ全体でのランキングはこちら。
http://soccer.hikaritv.net/web/ranking09/team/division.php?teamid=division2

これを見て思ったことはやはりパスサッカーへの転換でロングボールは減っているなということを感じました。昨年は空中戦で高橋がJ2全体の2位にランクインしており、長いボールを高橋に当ててそれから展開していくサッカーをしていたと思います。今年も空中戦のランキングにはFWが多いのですが、熊本の場合、チーム内ランキングで空中戦は5位までDFで占められており、長いボールを入れてのサッカーはやらなかったことがわかります。チーム別の空中戦ランキングでは熊本は17位。これを越えるパス指向を展開したのは空中戦18位のセレッソだったというデータです。

チーム内ランキングではアシストで藤田が6でやはり1位。次いで同数の5で原田、木島、翔平です。得点もそうですが、アシストもいろいろな選手に分散している傾向です。これに対し、クロス部門では市村が圧倒的に1位。そしてサイドバックが多かった原田が2位。ついで、木島、宇留野のFWが続き翔平が5位です。

ドリブルではやはり木島がダントツのトップ。続いて西、宇留野です。山内は試合数少ないながらも5位に入っています。
ルーパスでは藤田がさすがのトップ。2位にはパスでも冴えを見せた木島、次いで宇留野、西です。

空中戦では矢野が圧倒。福王、河端、ソンジンが同じぐらいで続きます。クリアも同様です。タックルでは市村がトップで次いで矢野、中盤の翔平、原田、石井と続きます。ブロック部門では市村がダントツで、あとは福王、矢野、原田のDFラインですが5位に藤田も入っています。

これらのランキングは原則数でのランキングなので、たくさんでた選手が有利です。誰が今年主力として活躍したかが分かると思います。

ついでにデータということで思い出したのですが、イエローカードのデータについて。この二年のトータルをまとめていたのですがで矢野と翔平が17でトップ。ついで15の市村、14の河端と続きます。やはりDF、ボランチなど守備的な選手はカードが多くなるものなのですが、そんな中、吉井は2年間でわずかに1枚のみ。非常にクリーンな守備をしていたということがわかり感心しました。吉井は今年のデータだとタックルではチーム10位に入っており29試合出場と考えるとそこそこタックル数も多いはずなのですが、さすがですね。