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契約満了選手

http://roasso-k.com/news_view.htm?news_id=831
公式で発表されました。河端、喜名、中山、木島、石井、翔平、大志郎、小森田のなんと大量8人。これに引退の2名を含め計10名もの退団ということになります。昨年も10名以上の退団者を出しており、これで2年連続の大量退団。果たして継続的な強化がこれで出来るのだろうかと疑問を感じます。熊本はKyu・JFL時代にはそれほど選手を入れ替えるチームではなかったのですが・・。

河端はKyuリーグ時代からチームの中心選手の一人。今季はキャプテンとして支えてくれました。ケガにないたことも多かったKyu・JFL時代。地域決勝では高いヘディングで相手の攻撃を跳ね返し続け、DFのプレイで歓声を上げさせる選手でした。大けがからの復帰後、昨年途中から再びレギュラーをつかんでいたのですが、今季後半は出場が少なくなっていました。昨年の熊谷に続き、2連続のキャプテン退団となったことは残念です。

喜名と小森田、翔平は2007年のJFL2年目に入団。J2に熊本を上げるために貢献した3人です。喜名は試合を落ち着けることが出来る貴重なベテラン。今季はずっとケガで試合に出られなくて悔しい思いをしてきたはず。小森田はもともと中盤だったのに今季はFWで結果が出せず苦しみました。その評価で退団に決まったのなら残念。本職の中盤をまた来年見たかったです。翔平は昨年からレギュラーに定着。豊富な運動量で中盤の守備を支えてきた選手で今季も43試合も出場しています。なのに退団になってしまいました。

大志郎は2006年JFL時に入団。初年度の大卒選手が昨年退団した今ではもっとも古株の生え抜き選手となっていました。フリーキックから攻撃的選手のイメージが強かった大志郎が4−1−4−1でボランチ的能力を開花させ、まだまだ伸び白があると思っていたのですが・・。

中山は昨年から入り確かに結果はなかなか出せませんでしたがケガに泣いたのも確かです。中山がでたことで今季6月の水前寺での勝利は生まれたはず。今季も20試合出場です。
石井は今季入団で今季限りで退団。今まで熊本ではあまり無かったことです。開幕から出続け、負傷するまで43試合フル出場でした。欠かせない選手、のはずですが・・。

2年連続10名以上の入れ替えではついて行けない人も多いのではないかと感じます。サポーターが愛着を持つチーム作りをしたいのであれば、選手の入れ替えは最小限にすべきと私は考えており、熊本は今までそういう面での不満は少なかったのですがこの結果は残念です。また、選手がすぐに退団するチームに入りたいと思う選手がどれだけいるかどうか・・。このままの体制では来年もまた大量退団になるのでしょうか。