昨年のロッソの決算

http://kumanichi.com/rosso/kiji07/20070302.3.cfm
くまにち.comによると第二期（2006年12月〜2006年11月）のロッソの決算は約３８００万円の赤字。ただし、2006年12月の収入を考えると実質的に赤字は解消しているらしく均衡という状態でしょうか。この時期は黒字になるよりもある程度支出を出してでもJに上がるべき時期なので、お金の支出額については問題ないように思えます（内容はともかく）。

この記事による収入内容をまとめると

入場料	3660万
スポンサー	1億5110万
グッズ	2090万
その他	3830万

となるようです。スポンサーは2005年より伸びているそうです。収入は約2億5000万、これに対し支出は約2億8500万。そのうち人件費が約1億3700万。規模、収入については言われていたものとほぼ同額と言えるでしょう。

また、前田社長が招待券がまだ多く入場者数の伸びほど収入に結びついていないという発言がありますが、昨年の累計64012人を平均1000円の入場料で考えると単純計算で約43%が無料入場と考えることが出来ます。この無料入場には紅白帽子による小学生以下の分もあるでしょうし、数々のキャンペーン分もあります。また、回数券使用により平均1000円をかなり割り込んでいるとも考えられますので30%ぐらいが招待券と思われます。が、Jの他チームでの招待券割合を考えると許容範囲といえますし、また、前期は招待券が目立ったものの、後期終わりぐらいには少なかったような気がしますので、改善はしていると思われます。

全体的にはまあ予想の範囲内の収支だったといえるでしょう。今年のロッソはどうなるかわかりませんが、プレミアシートの導入、回数券廃止により入場料収入は伸びると考えられます。スポンサーは不透明ですが、持株会も出来ましたし、2006年並みの予算規模は確保しているのではないでしょうか。