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ロッソ熊本、逆転でYKK AP下す!

JFL後期第一節、ロッソ熊本はホームでYKK APと対戦。2-1で勝利し、前期開幕戦のリベンジを果たしました!。これでロッソは単独3位に浮上。2位との勝ち点差は2、首位とも4差に縮まりました。

今日の熊本は真夏。前の試合では暑いといいながらもまだ本当の夏の暑さではないな、という感じでしたが今日はついに夏が来たという強烈な日差しになりました。

12時試合開始といつもより一時間早く、そのせいか観客の出足も鈍い感じ。開場ギリギリに行きましたが、いつもより列は短かったです。アルデラスの旗への寄せ書きには「走れ!」と書いておきました(^^;。結局、観客数は2,493人。晴れた割には若干少なかったです。やはり最近の試合内容が影響しているのか・・。

しかし、今日のロッソは違いました。立ち上がりから前節とは違うことがはっきりわかります。ボールがないところでの動きもあり、また連動したパスも見られます。しかし、チャンスを作りながらもあと一歩及ばず。特に福王のミドルはかなり良かったですね。YKK APも反撃の回数は少ないですがかなり効果的で、冷や冷やしました。この暑さの中、これだけ動けていたのは素晴らしかったです。YKK APの方はやはり暑さにかなりやられていた印象でした。

後半も似た感じだったのですが5分に一瞬の隙をつかれる感じで先制されます。嫌な雰囲気にはなりましたが、私は今日の状態なら少なくとも追いつくことは出来るな、と思っていました。ところが、失点で動揺したのか今までのサッカーが出来ない感じになってしまい、逆にピンチが続きます。たまらず後半11分に福嶋投入。この福嶋が効きました。出て2分後には高橋の絶妙なパスを受け突進、そのままシュート。素晴らしいゴールでした。その後も福嶋は運動量を見せ、攻守に働きます。自分で取られたボールは自分で取り返しに行くその姿勢は見ていて感動しました。

その後は一進一退。ロッソもさすがに運動量が落ちてきてきつい時間に。そこに町田多聞が入って前線にリズムが出てきます。そして後半35分。CKを相手GKがパンチングできず、その後ろにいた米山がヘディングでゴール。ついに開幕戦で1-3の屈辱を受けたYKK APからリードを奪います。

あとは守りたいロッソ。しかし後半42分には大ピンチ。飯倉も取れなかったボールがゴールに転がり「これはまずい!」というボールを福王クリア。これをしのぐとあとはしっかり守りきってタイムアップ。ようやくホームでの勝利を久しぶりに見ることが出来ました。

最近不調とはいえ相手はあのアマチュアサッカー界の雄、YKK AP。そのYKK APにしっかり勝てたのはJFL2位以内に向けてとても大きな自信になったと思います。

そして、熊本のこの暑さの中でこういう試合を見せてくれたということがとても大きいと思います。暑さも今日は味方につけていました。こういう試合をやっていれば間違いなく観客は増えるでしょう。前節を見てがっかりした方、もう一度見に来てみてください。