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ロッソ、J2への道

ロッソ熊本は来期、いよいよJ2へ挑戦することになります。実現すれば夢のようですが、果たしてこの夢の実現性はどれくらいなのか。

J2への入会はJリーグ規約第20条で以下のように定められています。

第20条〔入 会〕

  1. Jリーグは,次の条件を満たす日本フットボールリーグJFL)加盟クラブをJ2会員として入会させることができる.
    1. 第19条の2 第1号から第5号までの要件を具備すること.なお同第1号にいう法人は,本条第2項に定める届け出期日までに,設立後原則として1年以上経過していること
    2. 協会の諸規程,本規約およびこれらに付随する諸規則を遵守していること
    3. JFLにおける年間順位が,原則として2位以内であること

最初の条件「第19条の2 第1号から第5号までの要件を具備」というのは何のことかというと、以下の5つです。

  1. 法人の設立(公益法人or株式会社)
  2. プロA契約選手5名
  3. ユース、ジュニアユースのいずれかがあること
  4. ホームスタジアムの確保
  5. S級ライセンス監督およびその他有資格コーチ

ロッソ熊本は法人は株式会社アスリートクラブ熊本を昨年12/21に設立済み、プロA契約選手は現状正確にはわかりませんが問題はないでしょう、ユース・ジュニアユースはジュニアユースを設立予定、ホームスタジアムは問題なし、S級の監督等も問題なし、ということで、この条件は全てクリアということでよさそうです。

なお、法人は設立後1年以上の経過が必要ですが、これはもうすぐ一年経過しますので来年6月頃の申請書提出時期には問題ありません。

2番目の条件は規則遵守、ということで問題ないでしょう。

となると、やっぱり「JFLにおける年間順位が,原則として2位以内であること」が唯一そして最大の壁としてロッソに立ちはだかることになります。

まあ、わかっていたことですが、とりあえずロッソ熊本が来期Jリーグ参入の資格を充分持っていることを確認しておきたいと思い書きました。つまり、あとは成績だけ、といっていいと思います。来期はJリーグへ入るための戦いです。これはアルエット時代にも経験したことのない、熊本のチームとしては初のJへ挑戦するシーズンが来年やってくるということになります。

そして2位以内に入れば・・熊本にJリーグのチームが誕生します。