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7/17 動員時の問題点

7/17富山戦では2万5千の動員を達成し、これはクラブ新記録となりました。
招待券が大半だったとはいえ、これだけの人数を達成できたというのはよかったと思います。しかし、問題点も数多くでたように思います。

まずはスタジアムグルメ。今年よりコンコースの売店を少なくし、スタジアム外のスタグル広場に集中的に売店を設置するようになりました。その理由としてあげられていたのはコンコース混雑の緩和だったのですが、これについて今季初の動員試合だった富山戦では効果があったのか。

実際のところ、バックスタンドについては逆効果だったと思います。バックスタンド側には店が少ないため、少ない店に長い行列が発生し、人の滞留が大規模に発生しました。このためコンコースは非常に混雑し、移動が困難になりました。本来ならバックスタンドからスタグル広場に行ってもらいたいところだったと思いますが、ゴール裏売店もすごい行列となり、バックスタンドからスタグル広場への移動は非常に困難になっていました。

混雑解消のためには人のコンコース滞留時間を少なくする必要があり、そのためには行列を最小にすることが必要です。店が少ないことで、行列は長くなり、その分コンコースに人があふれました。

そしてスタグル広場にも行ってみましたが結果的にここもすごい混雑となっており、購入は困難な状況でした(物産展以外)。夏場には熱射病予防のためにも水分が必要ですが、それも買うことが難しい状況は準備が不十分な観客にとってはとても危険な状況だったと思います。つまりは、売店数が少なすぎたということになります。

そして、アクセスですが、私は早めに来たため、その後のアクセス状況は詳しくはわかりませんが、試合開始後にも次々と観客が訪れる状況でした。帰りは遅めにでて9時45分ごろの国体道路から臨時シャトルバス乗り場を見ましたが、この時点ですごい人数が残っていてバスを待っていました。最後の観客は相当な時間がかかったのではないかと思われます。

やはり動員時には帰りの観客を分散させる工夫が必要で、試合後になんらかのイベントを実施することが必要かと思います。

2万5千という数字達成はすばらしかったですが、今後に向けての問題点は多く出たと思います。ただ、苦情などを通じてクラブ側も問題点は認識していると思いますので、次回の動員時には改善されていくと思います。もうひとつの問題はやはり招待券だと観客は入るが、それ以外の時にはそれほどでもないということでしょう。関心はあるが、お金を払ってまではスタジアムに来ない観客は潜在的に多いことは明らかです。そのような観客に対し、今後のアピールが必要になってくると思います。