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練習試合 vsコンサドーレ札幌戦


ロアッソ熊本、今日は大津運動公園・球技場でコンサドーレ札幌との練習試合を行いました。90分3本で、一本目は0−1、二本目は1−1、三本目は2−1の計3−3でした。

1本目の先発はGKが岩丸、センターバックチョソンジンと福王、右サイドバックに市村、左サイドバックが西森、中盤はワンボランチ原田拓、右サイドに根占、左サイドに片山奨典、トップ下に武富、FWが松橋と長沢でした。

一本目 0−1

一本目は全体的に札幌ペース。熊本は疲れがあるのか、噛み合わない場面が目立ちました。36分にはCKから折り返されてヘッドで失点。その後は熊本にも長沢が裏に抜け出す場面や松橋のミドルなどありましたが決まらず。結局0−1で終了。

二本目 1−1

二本目は松橋に代わり期待の仲間が入りそのままFWに。さすがに前線でよく動くな、と思っていたら5分には早くもその仲間が得点。早いリスタートからペナルティエリア中央にボールを入れたところに長沢と仲間がいて重なってしまったのですが、仲間がボールをうまく裏に持ち込み落ちついて決めました。

そこからは再び札幌がペースを握り、13分には左サイドからクロスを入れられヘッドで失点。22分すぎから熊本は選手を大幅交代。齋藤、ファビオ、加藤健太、宇留野、大迫、筑城、矢野が入りました。札幌もこのぐらいの時間帯で何人か交代しています。結局2本目はそのまま1−1で終了。

三本目 2−1

三本目には岡村、片山朗、木下、そして外国人練習生が登場。ポジションは、GKが木下、センターバックが矢野と外国人練習生。左サイドバックに片山朗、右サイドバックには筑城。中盤ワンボランチ加藤健太で、右サイドが宇留野、左サイドが大迫、トップ下にファビオ。FWは齋藤と岡村になりました。

そして札幌は三本目にゴン中山が登場。FWでずっと前に張っていました。おり、DFとの駆け引きの動きはさすがでしたが、結局無得点でした。

熊本は10分に片山朗に代わり、田中俊一が登場。中盤左サイドに入り、大迫は右サイドバックに回りました。

注目の外国人練習生センターバックですが、高さがあるのが目を引きました。12分の熊本のピンチの場面では相手FWから綺麗にボールを奪い返す場面などもあり、今日は及第点だったのではないでしょうか。

三本目は全体的に熊本ペース。18分には齋藤がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをファビオが決めます。齋藤は裏に抜け出す場面も多く今日は良かったと思います。もう一人のFW岡村は相手のバックパスをカットする絶好の場面では相手GKに阻まれ決めきれず。あと一歩という場面が多い気がします。

33分には外国人練習生FWイヴァンが岡村に代わり登場。入ってすぐに右サイドを突破。相手DFが来ても粘りながらの力強い突破で絶妙のクロス。これを宇留野が決め2−0に。

ただ40分には相手に突破されシュートがDFにあたって失点してしまい2−1。結局このまま終了でした。

完成度は上がってきたか

まず、対戦チーム・コンサドーレ札幌ですが、今季はかなり強いのではないかと感じました。守備の意識も高く、よく声も出ておりコミュニケーションをしっかりしていると思います。今季は要警戒ですね。

熊本は全体的にワンボランチのシステムがチームに浸透してきたように思えました。疲れがあるためかキレは福岡戦の時より無かったように思いますが、完成度は上がってきていると感じました。ただ、開幕戦のスタメンは正直まだまだわからないと感じました。果たして高木監督がどういう決断をするのか、開幕戦が楽しみです。