今季の成績を振り返る
ロアッソ熊本の今季の成績を振り返っておきます。最終結果は10勝19敗13分けで12位でした。私は今年3月5日のこのページで13位以上であれば合格であると書きました。一時は難しいとも思われた順位でしたが、最後はそれを上回る12位。これは岐阜だけでなく愛媛・徳島と2つの先輩チームを上回ったのでまずは合格点と言えるのではないでしょうか。
また、シーズン当初に比べ後半は対等に戦えるようになったということも大きな成果でしょう。3クール制ですがあえてシーズン45節を前半22節・後半23節で分けて考えると以下のような結果になります。
前半 | 3勝12敗5分け | 勝ち点14 |
後半 | 7勝 7敗8分け | 勝ち点29 |
このように大きな違いが見られます。思えば前半は全く勝てませんでした。引き分けることすら困難な状況だったといえます。それが後半は五分の成績です。
やはり全体がJのスピードになれてきたということ、そして次第に運動量で勝てるようになってきたことなどがこの好結果の要因だと思います。来期に向け期待できる結果といえるでしょう。
では、来年はどのぐらいの順位を目指すのか。やはり今季の順位を上回るのは最低条件でしょう。3チーム増え18チームになるJ2で12位というのは簡単ではありませんが、今季いなくなった選手を考えると今季を上回るのは義務といえます。そして、出来れば一桁、つまり全18チームの半分より上に入ってもらいたいものです。
最終節に2万人を集め、代表戦もあることですし熊本は勢いがあるといえます。来年は開幕早々からスタートダッシュし、その勢いを加速してもらいたいです。