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AC熊本の経営状態

http://kumanichi.com/roasso/news/20080513.2.cfm
熊日の記事でAC熊本の経営状態が出ています。これによると債務超過が1億5000万円とありますが、これは会計基準をJの基準にしたことでスポンサーからの入金が日付的に2007年度に入らず、そのため大きなマイナスになっているということで、この額については、いわば帳簿上の話にすぎません。

では、実態はどうかというと、今回、期内に入らなかった入金がどれくらいかはわかりませんが、記事では「実際の入金よりも先送りとなったため、従来と比べ協賛広告収入が一億千五百万円減少」とあります。昨年比より少ない分と同程度かやや多くの協賛広告収入が入っていると考えられますので、おそらく債務超過解消の一歩手前程度かと推測されます。

AC熊本が「早期に債務超過を解消したい」と話されていることからも債務超過は解消できていないものの、かなり解消できている感じでしょうか。一応、今年度は6000万の黒字予測、また6000万増資予定です。なお、運営規模は初年度4.6億だそうです。苦しい状況ながらほぼ予定通りまで達したのは評価できますね。

ただ、現実的には債務超過レベルに達しているというだけで経営上は非常に困難な状態であることは間違いありません。事実、昨年まであった試合の告知ポスターはもはや作られておらず、サポーターが作成した告知ポスターをコミュティボード等に貼っている現実があります。今年度はサポーターが助けることが出来る面では積極的に助けていき、なんとかJ初年度の苦しい経営状態を脱出していきたいです。