JFL前期第５節

http://www.jfl-info.net/
首位・佐川急便SCはアルテ高崎に4-1で快勝。２位ロッソとの差を７に広げ、独走態勢に入りました。３位YKK APもソニー仙台FCに1-0で勝利。２位ロッソとの差を６に縮めています。

ただ、４位と５位は勝ち点を伸ばせず。横河武蔵野FCが栃木に敗れ５位に後退。代わってFC岐阜が４位ですが、これは佐川印刷とドローによる勝ち点１でかろうじて上がったもの。結果、ロッソと４位との差は１だけ縮まり９に。５位との差は１０で変わりませんでした。このあたりはロッソにもまだツキがあります。

ただ、それより下のチームは勝ち点を伸ばしてきました。アローズ、Honda、ジェフがいずれも勝利し、４位から勝ち点３の間に５チーム。４位から８位までが入れ替わる可能性があります。次節以降はどこかのチームは勝ち点を伸ばしてくるでしょうから、ロッソは敗戦するとあっという間に差が縮まるでしょう。

現時点でロッソは勝ち点差を保っています。しかし試合結果は良くない。失速状態です。ただ、この状態を脱するためにある程度「実験」が出来る余裕はあるわけです。次節ではスタメンを大幅に入れ替えたり、システムを変えるなどして何か試して欲しい。このままでは栃木戦だけではなく１０月までの上位連戦のほとんどを落としてもおかしくないでしょう。であれば目先の勝ち点ではなく長期的視野も必要になる頃ではないでしょうか。