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今年のJFL予想2

昨日の続きです。上位が7〜9チームに絞られる中、最終的にロッソは4位以内に入れるのかどうかを考えます。

普通に考えればロッソの4位以内は固いと言えます。昨年は5位ですが、佐川が合併したので実質4位。昨年と同じでも4位以内に入れる可能性はかなりあるわけです。それに加え、かなりの補強を行っています。これを見れば第三者的にはロッソを優勝候補に上げるのもわかります。実際、多くの非ロッソ系ブログや掲示板の書き込みでロッソを優勝に上げています。

しかし、サッカーは補強すれば単純に強くなるわけではありません。そこが難しいところです。ロッソの場合、昨年後半は補強するたびに弱くなっていくように見えました。今年の補強が昨年以上の結果に結びつくかは始まってみないと分かりません。

とはいえ、補強の結果によりどのポジションがどれぐらい強化されたのかは見ておくべきでしょう。まず、FW陣ですが、福嶋、米山のレンタルが抜け、北川、小林というJFLで実績を残した選手が入りました。それに続く多聞が復帰まで長引きそうですが、山内がFWで使えそうであり、サブ的にも問題無さそうです。FWの戦力は確実に昨年よりあがっていそうです。

もっとも強化されたのがMF。小森田、喜名、西森、山本、さらに松岡のレンタル継続も決まり、非常に層が厚くなっています。森・鎌田は抜けましたが、充分昨年を上回れる戦力だと思います。

DF陣は上村、有村を強化していますが、朝比奈が抜け、福王、河端の復帰が長引いている状況は厳しいと言えます。ロッソの3バックを支えた3人が3人ともいないわけで、選手層的にも不安です。また、今年は4バックが有力ですが、その両サイド、有村と市村のバックアップも手薄です。DFは今年の弱点となるかもしれません。GKは飯倉が抜けましたが小林を取ったため、昨年並みの力はありそうです。

総合的に見ると戦力は昨年より充実していると言えます。この戦力であれば昨年並みの成績は残せるはず。ということは4位以内は確実に見えてくるはずですが・・。

実際、プレシーズンマッチでもなかなか良い感じだったのですが最近の練習試合では形が見えてきません。それが単にコンディション・モチベーションのせいなのか、それとも本質的なものなのかはまだわからないといえます。開幕戦が全てを明らかにしてくれるでしょう。