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JFL、第10節 Honda FCが独走態勢へ

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JFL第10節の2日目は首位Honda FCアローズ北陸と対戦、2-1で勝利し、2位佐川東京と8点差、独走態勢に入りました。通常、残り試合数が勝ち点差を下回る場合、逆転は難しいと言われます。残りは7試合で8点差とううことはHonda FCは今節で安全圏入り、次節のYKK AP戦に勝利出来れば優勝が確実になりそうです。

ロッソのすぐ下、佐川大阪はホンダロックにまさかの敗戦。ロッソとの勝ち点差は4と変わりませんでした。佐川大阪は前々節にFC琉球にも敗れており、失速が明確になってきました。合併のマイナス影響があるのかもしれません。

また、ホンダロックがここに来て浮上してきていることも興味深いです。ダントツの最下位だったはずが17位の三菱水島と勝ち点差2に。ロッソがJ2参入できないときには最下位は入れ替え戦になってしまうわけで、昨日のロッソ敗戦で尻に火がついたのはロッソだけではなかったようです。熾烈な最下位争いは今回の試合のように上位陣に影響を与えるかもしれません。

こういう結果を見ると佐川東京の相手が下位しか残っていないけれどもまだ可能性がある、と思えます。

5強の争いと思われたJFL、今節終了時の順位表を見るとそれが微妙に変化しています。1強のHonda FC、そこから大きく離れながら熾烈な2位争いをする佐川東京YKK APロッソ熊本、そして4点離れて佐川大阪、そこから4点離れて横河武蔵野、1点差で栃木と続きます。5位と6位の差が縮まり、5強とは言えなくなってきました。焦点は3チームによる2位争いですね。

次節は佐川東京が10位のジェフクラブYKK APが首位のHonda FCとの決戦、ロッソが11位のSC鳥取です。佐川東京にとっては残された下位の中で最も上位に位置するジェフクラブですので、大きな試合になりそうです。ロッソは相手がどうというより自分たちが立て直せるかどうかですね。YKK AP vs Honda FCはここまで来たらHonda FCに勝ってもらわないとロッソは厳しいです。