skoharaのロアッソ熊本ニュース

ロアッソ熊本の様々な情報やレポート

首位・山形に2−1で勝利!


J2第16節、ロアッソ熊本はホームKKWINGで前節まで首位のモンテディオ山形と対戦、2−1で勝利しました! 10試合負け無しの山形に対し、9試合勝ち無しの熊本がまさかの勝利。熊本の勝利は4/1以来。ホームでの得点も4/1以来でした。

今日の熊本は30度近い暑さで日差しも強かったです。今日は運動会などの行事も多かったためか、それとも最近の成績のためか、観客の出足は鈍く結局3,248人。これは平日開催だった岡山戦に次いで今季2番目の低さ。土日のKKWING開催試合ではJ2昇格年(2008年)にこれを下回る試合があるものの、2009年以降では最低となりました。

今日の先発はDFでは福王から吉井、中盤に養父と原田が復帰し、市村が外れました。そしてFWが武富、西森、高橋という3人。途中からFWで投入されることが多かった高さのある高橋を最初から使い、しかも西森も初めてFWにいれるというこれまでにない形でした。

前半12分には萬代のシュートをクリアしきれず早くも失点。やはり首位相手に今日は大敗もあるか、と思わせましたが、その直後に右にいた高橋のパスに武富が合わせ同点! 約二ヶ月ぶりのホームでのゴールにKKWINGは大いに湧きます! その後はまるで後半終了間際かのような1プレイ毎に歓声が上がる状態に。

ところが前半24分、岩丸がボールの持ちすぎ?を取られペナルティエリア内で間接フリーキックに。しかし、これを相手が外し助かります。28分には左サイドの武富が中央の高橋にボールを入れますが決めきれず。

前半はこのまま1−1で終了かと思ったロスタイム、高橋の右サイドからのクロスに武富が合わせ逆転! まさかの逆転にスタジアムは大きく沸き、そのまま終了。

後半、やはり山形が主導権を握る展開に。攻撃に耐える形でしたが、ブロックをしっかり作り、相手に隙を与えません。CK、FKを何回も与えましたが岩丸を中心に全員で守り切り、2−1で勝利! 久しぶりに試合終了後に選手の笑顔を見ることが出来ました。

正直なところ内容がかなり良かったとは言えませんが、やはり点を決めて勝ちきったということが何より重要でしょう。この時期の暑さ、日差しの強さはやはり熊本の味方で山形の選手の動きも鈍かったと思います。しかし、熊本の選手も集中力を切らさず良く守り来ました。

これでようやく長い勝ち無しのトンネルを脱出。北嶋の加入も決まり、熊本に追い風が吹いてきました。これに乗って6月には勝ち星を重ねたいものです。